3Dプリンターで製作してみました③
こんにちは。企画設計室です。
今回は、エアーシリンダーでの垂直使用によるストローク拡大機構を、ミニチュアモデルとして設計し、
3Dプリンターで製作してみました。
実際の設備設計などにおいて、エアーシリンダーの使用を検討し選定の際、物理的な制約条件(例えば長さ方向)などの理由で、必要なストロークのシリンダーが選定出来ない場合があります。
このような場合、
①2種類のエアーシリンダーを、組合わせて使用する事で、必要なストロークを得る方法。
②一つのエアーシリンダーに対して、メカの機構を盛り込む事で、必要なストロークに拡大する方法。
上記の①②などが考えられますが、どちらも費用面や部品点数などにおいて、一長一短があります。
今回は②のメカ機構によるストローク拡大の一例で、パンタアーム式にて対応してみました。
ミニチュアモデルでは、2種類の長さが違うパンタアームを使用する事で、約2倍のストロークに拡大しています。
動画参照にて動作状態を確認してみてください。
モデルでは、上から2番目の平面が、本来のエアーシリンダーにより動作されるストロークの平面で、
指で持ち上げている1番上の平面が、パンタアーム式の機構によりストロークが拡大された平面となります。
企画設計室では、上記のような創意工夫を心掛けた設計を、常に行えるように努めております。
メカ設計や3Dプリンターによる製作など、何かご用命がございましたら企画設計室の方へ、
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