3Dプリンターで製作してみました④
こんにちは。企画設計室です。
今回は3Dプリンターで、3枚の扇形アームの回転動作リンク機構のモデルを設計/製作してみました。
扇形アームは厚み方向で重なるように3枚の構成としました。
1番上の扇形アームは回転動作角を105度、上から2番目の扇形アームは回転動作角を70度、上から3番目の扇形アームは回転動作角を35度としています。
またそれぞれ扇形アームの始動及び停止については、同じタイミングとなるような構造としています。
したがって、上から3番目の扇形アームの回転スピードを「1」とするならば、上から2番目の扇形アームは2倍速、
1番上の扇形アームは3倍速の回転動作リンク機構としています。
この機構のポイントは、3枚の扇形アームの入力部品となるリンクアームの構造によります。
3枚の扇形アームそれぞれに対応した、リンクアーム部品の3箇所のアーム部の力点部は、
回転支点からの長さを変えています。
この力点部のそれぞれのアームの長さを変える事で、対応した扇形アームの回転動作角を変化させており、
また始動及び停止については、同じタイミングとしています。
動画にて上記の動作を確認してみてください。
企画設計室では、上記のような創意工夫を心掛けた設計を、常に行えるように努めております。
メカ設計や3Dプリンターによる製作など、何かご用命がございましたら企画設計室の方へ、
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