BLOG ブログ

3Dプリンターで製作してみました⑥

こんにちは。企画設計室です。
今回は同軸上に構成した2つの回転物が、対向して回転するギヤ機構モデルを設計/製作してみました。

同軸上に配置された回転物A・回転物Bと、それを駆動する入力ギヤ・ギヤC・ギヤD・ギヤA・ギヤBを示した機構モデル。正面図では2つの回転体、背面図では各ギヤの配置を確認できる。
写真左は同軸上に配置した回転物Aと回転物Bの正面図、右は入力ギヤを起点にギヤC・ギヤD・ギヤA・ギヤBを経由して動作するギヤ構造を示しています。

写真をご確認ください。
回転物_Aと回転物_Bは同軸上に構成しています。
そして回転物_Aとギヤ_A、回転物_Bとギヤ_Bは、それぞれが一体で回転が可能な構造としています。

ギヤAまでのギヤ列は、①入力ギヤ②ギヤ_D③ギヤ_C④ギヤAです。 ギヤ_Bまでのギヤ列は、①入力ギヤ②ギヤ_D③ギヤ_Bです。 (ギヤ_DとギヤA、ギヤ_CとギヤBは噛み合わないレイアウトにしています)
ギヤ_Bのギヤ列に比べ、ギヤ_Aのギヤ列は1個分ギヤが多い為、ギヤ_Bに対してギヤ_Aは、
回転方向が逆転します。
したがって回転物_Aと回転物_Bは、対向して回転を行います。

シンプルな部品構成と、最小限のギヤ機構にて対応しました。
動画にて、回転物Aと回転物の対向して回転する状態をご確認ください。

入力ギヤを回転させることで、同軸上の回転物Aと回転物Bが逆方向に対向回転する様子を示した動画。

企画設計室では、上記のような創意工夫を心掛けた設計を、常に行えるように努めております。
メカ設計や3Dプリンターによる製作など、何かご用命がございましたら企画設計室の方へ、
お気軽にお声がけください!
☎052-883-6550

メールでのお問い合わせ:株式会社アメディアお問い合わせページ から、「開発についてのご相談」をご選択ください。

詳細はこちら

PDFはこちら

一覧を見る