3Dプリンターで製作してみました⑦
こんにちは。企画設計室です。
今回は前回設計/製作したモデルのバージョンUP。
入力ギヤの回転方向により、2つの回転物が対向して回転するモード(前回と同様の回転)と、
中央の回転物のみ回転するモード(あらたに追加)の切換えを行う、ギヤ機構モデルを設計/製作してみました。


写真C:入力ギヤ右回転時のギヤ噛み合い状態
写真A/Bをご確認ください。
前回と同様に、回転物_Aと回転物_Bは同軸上に構成しています。
そして回転物_Aとギヤ_A、回転物_Bとギヤ_Bは、それぞれが一体で回転が可能な構造としています。
ギヤAと噛合うギヤCは、同一部品を2個間隔を空けて配置しています。
上記ギヤCの間に配置された首振ギヤユニットは、入力ギヤを右回転させると左回転を行い、
首振ギヤはギヤBとギヤCとが噛合います。(写真B)
また首振ギヤユニットは、入力ギヤを左回転させると右回転を行い、首振ギヤはギヤBと離れ、
ギヤCのみと噛合います。(写真B)
したがって、入力ギヤを右回転させると回転物_Aと回転物_Bは対向して回転を行い、
入力ギヤを左回転させると回転物_Aのみ回転を行います。
シンプルな部品構成と、最小限のギヤ機構にて対応しました。
2種類の動画にて、首振ギヤユニットの切換えの様子と、回転物Aと回転物Bが対向して回転する様子、
また回転物_Aのみ回転する様子をご確認ください。
企画設計室では、上記のような創意工夫を心掛けた設計を、常に行えるように努めております。
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